かぐやがやって来た!

かぐやがご家族とお泊りに来られました。今回の来訪は、翌日のアファンの森「町民向け見学会」にご家族でご参加のため。
「かぐや」というのは本名ではなく、アファンの森で毎年行われる福島の子どもたちを招いてキャンプをする「福島キッズ」でのキャンプネームね。福島キッズには、うちの奥さんも最近スタッフとして参加しています。
かぐやとは昨年、ひとときの会の森林メディカルトレーナー養成講座を一緒に受講しました。またかぐやはふふはり亭がオープンする前に地下の壁や天井のペンキ塗りも手伝ってくれています。
 
さて黒姫駅に11:30にお迎え。当初の予定では、私はそのまま黒姫童話館までお送りするだけで、その後は皆さんは童話館でお昼も食べて夕方まで過ごしてからふふはり亭まで歩いて来るということになってました。
 
うーむ。「いくら童話館が楽しいといっても夕方までずっといるのはもったいないなぁ。こんなに天気いいのに」と考えた私。
しかも、たまたま私もこの日は予定が空いてました。
そこで「他にもご案内できますよ。ナウマンゾウ博物館とか」「もし自然の中がいいなら夢見平とか」
するとかぐやが「夢見平ずっと行きたかったんです」と。「じゃあ行っちゃおうか!」となりました。
かぐやのお兄さんも「歩きたかったから嬉しい」ご両親はお2人とも元大学ワンゲル部とのことで全員乗り気。
お昼は火打山登山口前のお蕎麦屋さんと心づもり。「冷やし山菜蕎麦」が絶品なんですよ。

 
笹ヶ峰に向けて車はどんどん標高を上げていきます。「今年の夏、 Sea To Summit ではここを自転車で登ったんですよ」などと色々解説。

 
夢見平行く前の道すがらで紅葉が既に素晴らしく夢見心地でした。
お腹を空かせて火打山登山口前のお蕎麦屋さんに到着。・・・雪囲いで覆われ営業は終わってました(泣)
「夢見平一周すると2時間くらいかかるけど昼なしで我慢できますか?」
皆さんノリが良く「へーきへーき」
ということでお昼は我慢してトレッキング開始。ちなみに皆さんはトレッキングの格好で行動食とかもあるようでしたが、私はもともと送迎だけの予定だったので何の準備もなし。
上着もなし。水もなし。行動食もなし。熊スプレーもなし。
まあもちろん夢見平なら何とかなる自信があってのことですよ。水は途中の夫婦泉で飲めばいいし、熊に遭わないように叫びながら行けばいいし、寒さや空腹は心頭滅却すればいい。でも何故か一眼レフは持って来ているのでした。

 
夢見平を切り開いた築田のおじいちゃんのテントはもう撤収されていました。以前お話を聞いたお時に10月いっぱいとのことでしたからね。ここは雪が降ると取り残されて山を下りれなくなるので、それまでに冬支度をしておかないといけないんですよね。以前雪の中を下りようとして事故で亡くなった方もいるそうで。
笹ヶ峰ダムからの100段以上ある階段の手すりも外されていました。雪崩で折れてしまわないようにかな? この階段、上るときは手すり無くてもなんとも感じなかったけど、降りるときに手すりが無いのは結構スリルありました。だってこの高さで足を踏み外したら・・・。行かれる方はくれぐれもご注意を!

手すりの取り外された階段
下る時、注意!

 
いやぁ、それにしても夢見平の紅葉素晴らしかったですよ。と言ってもこの標高では既に晩秋。カエデの赤はもうほとんど終わっていて、カラマツが黄葉して森が金色に輝く時期です。色々解説しながら歩きました。皆さん本当に楽しそうに歩いてましたね。森が好きなんですねぇ。

 
一周終わって、次は童話館までお送り。皆さんはそこで遅めの昼食。このとき15:00。
童話館の割引券をお渡しし、私は帰ってから昼食をとって夕食の準備へ。皆さんはあとはふふはり亭まで歩いて来られるとのことでした。
そして皆さん結構暗くなってからふふはり亭にご到着。だいぶ童話館も満喫されたようでした。
 
夕食後はリクエストを頂いていた「南極教室」!
かぐやは2度目だったので、前回見せなかったちょっとディープな南極映像もご紹介!
かぐやは大学生で今後の進路を色々考えているようなので、お母さんにも南極お勧めしておきました。「極地研というのはですね・・・」

 
翌日は早めの朝食で9:00出発。アファンの森の入り口までお送りしました。
「町民向け見学会」興味ありましたが、夕方来られる次のお客様をお迎えする準備しないと!
この日は大忙しで嬉しい悲鳴を上げる私でした。
かぐやとご家族の皆さん、お泊りいただきありがとうございました。ぜひまた来てくださいね!

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