初のランチ営業&南極に行きたい少年

ランチ営業もしたいねという話は前からあったのですが、一方では「大変かな」とか「需要あるのかな」とかで躊躇していました。
先日「お昼だけお願いしたい」という電話を頂きまして、ふふはり亭初のランチ営業となりました。長野市内からのお客様です。お食事と併せて「南極教室」もリクエストいただきました。なんでも2人の息子さんのうち高校生のお兄ちゃんが南極に行きたいのだとか。
 
というわけで張り切りましたよ。
夕食ほど重くならないように配慮しましたが、結構豪華になりました~!

季節のふふはりランチ 1名様2,000円(税込)要予約 にて承ります!
 
食後はお待ちかねの「南極教室」
プロジェクターの映像が良く見えるようにいつもは夕食後の夜に行うのですが、今回は昼間なので果たして映像が見れるかどうかが懸念されました。
しかしこの日は都合よく曇りで、大窓によしずをかけることで部屋の中を薄暗くできました。結構映像もはっきり見えましたね。

 
さて南極に行きたい少年はヒコノスケ君。なかなかカッコいい古風なお名前ですね。でもどんな字を書くのか聞くの忘れました。彦之助君でいいのかな?
ご宿泊のお客様であれば「旅館業法」により宿泊者名簿を書いてもらわなければいけないのでお名前やご住所がわかるのですが、ランチ営業のレストランでそんな個人情報を取得するのもおかしいですからね。ちなみに宿泊者名簿は3年間の保存が義務付けられていて、また外国人の場合はパスポートのコピーをもらわなければならないと定められています。
以前ふふはり亭のことを信濃毎日新聞の記者の上野さんが取材してくださり、ヒコノスケ君はその記事を見たときから「ふふはり亭に行きたい」と思っていてくれたようです。
南極のこと色々解説させていただきましたよ。もちろん、どうすれば南極に行けるかも。南極にはありとあらゆる職種のプロフェッショナルの方が集まっているので、行く方法は幾通りもあります。
彼は研究者として南極に行きたいそうです。どんな分野で行きたいのか具体的に決まれば、その方面の方をご紹介する等何か力になれればと思いました。南極観測隊の最も面白いところでもあるんですけど、様々な分野の方々と知り合えましたからね。
 
いろいろ南極のことがわかる施設もご紹介しましたよ。まず立川の極地研に併設の南極・北極科学館

南極北極科学館のガチャガチャ。ペンケースに私の撮った写真が使われています。
 2016年12月14日 氷山視認

 
また南極観測船しらせの話になったときは昔の南極観測船ふじが名古屋港にあるので行ってみれば?とか。

名古屋港に展示されている南極観測船ふじ
船室の基本的なレイアウトはしらせと変わりないですね

 
また名古屋市科学館にも「極寒ラボ」という南極の寒さが体験できる施設があることも。ここは私も行ってないので行きたいんですよ。
そうしたらちょうど最近名古屋市科学館の学芸員の方が書いた南極の本を読み終えたところだと言うじゃないですか。
「もしかしてその方って小塩さん?」
まさにその通りでした。 検索を!⇒「南極ないない」
小塩さんも私と同じ58次隊でしたからね。小塩さんは夏隊だったので2017年の1月に大陸にあるS17で数日しか一緒に活動できなかったけど、楽しいひと時でしたよ。

 
この度はふふはり亭にお越しいただき、ありがとうございました。
ヒコノスケ君も南極行けるといいですね。まあ心から行きたいと願ってると本当に行けちゃうものですけどね。何か私で力になれることがあればお手伝いさせていただきますから! また来てくださいね~!

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