お盆期間の前半は大忙しでした。
まずS・三郎様ご家族が三重県からお越しいただけました。ご家族・ご親戚で9名様2泊です。うち小学生1名と幼児が2名という構成でした。
お子様たちは人見知りしない素直ないい子たちでしたよ。一緒にすごろくやけん玉で遊びました。
食事はテーブル席には大人と小学生のお姉ちゃん、幼児のお子様とお母さんには囲炉裏席を用意しました。ふふはり亭も幼児対応が上手くなってきましたよ。今回幼児用の椅子も急遽買い足しましたからね。
ゆったりとおくつろぎいただけたようです。翌日は戸隠の蕎麦や童話館、夜はふふはり亭の庭で花火などいろいろ楽しまれていました。
三郎様ご家族は次回は紅葉の時期にお越しいただけるとのこと。私は昨年の秋はふふはり亭購入のために白川村と行き来していましたが、黒姫高原の紅葉はそれは見事でしたからね。信濃町インターからふふはり亭に来るまでの道の両側に広がる紅葉にうっとりと見とれたものです。ぜひ秋にご覧いただきたいと思います。
さて三郎様ご家族が2泊目の日、愛知県からバイクでやって来られたのは「すけさん」。普段は観光バスのドライバーをされていて、トヨタ白川郷自然學校によく台湾からの団体「ガブリエルツアー」のお客様を連れてきてくれている方です。私も自然學校のインタープリターをしていた時は、台湾の皆さんによく自然解説をさせていただきました。ガブリエルツアーは次から次へとお越しになるので、おかげで中国語少し覚えましたよ。といっても私は日本語と中国語と英語を一緒くたに使ってましたけど。「はいここPlease 小心（シャオシン）ね～」（訳「はいここ気を付けてくださいね～」）とか。
すけさんはオートバイが趣味で、毎年夏になると北海道ツーリングされているのだそうです。今回もなんと北海道ツーリングに行く途中でふふはり亭で1泊していただけたのでした。
つまり今回のお客様は偶然にも2組ともトヨタ白川郷自然學校とつながりのある方々なのでした。
私が北海道をバイクでツーリングしていた頃は、夏になるとブンブンやってくるライダーのことを「ミツバチ族」と言っていましたが、今は言わないそうですね。ただ、すれ違いざまにライダー同士がピースサインを交わすのは今でもあるそうです。
すけさんのバイクはホンダNC750S。この前Atsujiさんが乗ってきたNC700Xと同じシリーズですね。オートマで、エンジン部品は4輪のフィットと共通ってやつですね。AtsujiさんのXはオフロードタイプでしたがこちらのSはロードタイプですね。
翌日は小樽行のフェリーに乗るために10：30には新潟港に着いていないといけないということで、朝7：00には出発されたいとのことでした。朝食も早い時間でご用意。
北海道ツーリング、安全で楽しい旅を！
ところで、今までふふはり亭はオングル（セミダブルベッドツイン）、S16（シングルベッドツイン）、ラングホブデ＆ルンパ(シングルベッド4人部屋）の3室だけ稼働していました。今回初めて今まで使ていなかったスカルブスネス＆イットレホブデホルメンの部屋を稼働させました。
なぜ今までスカルブスネス＆イットレホブデホルメンを使っていなかったというとベッドが足りなかったからです。シングルベッドが2つだけ余っていたのですが、もう2つ足りなかったのです。
しかし小さいお子様連れの需要が結構あることがわかりました。添い寝だとお子さんがベッドから落ちてしまうので、むしろ床に布団を敷いてほしいという要望があったのです。そこでイットレホブデホルメンの部屋を和室に改造し布団を敷けるようにしました。
※ちなみに部屋名はすべて南極の地名です。
また最近暑いし、人数が多い時は更に室温が上がることが経験で分かっていたので、今まで扇風機は1台だけでしたが急遽3台新品を買ってきました。人の体温って馬鹿に出来ないんですよ。冬は私たち夫婦2人だけだと超寒い館内もお客様が来ると暖かいですから。
幸い夏の黒姫高原は、昼間は暑くても朝と夜はとても涼しくエアコンまでは必要ないので助かっています。
ただ今まで使っていた扇風機1台と新たに買ってきた3台。客室4部屋で使ってしまうとリビングで使う扇風機がなくなってしまうということで、倉庫で眠っていた古い1台も引っ張り出しました。これは以前のふふはり亭オーナーの南さんが残してくれて行ったものです。東芝製。
なぜか日付のテープが貼ってあって1973年7月3日となっています。ということは46歳。まだピカピカに輝いています。昔の扇風機は重厚感があって、旧車のような美しさがありますね。
ただ古い扇風機だと火事が怖いので、これは客室ではなくリビングの消火器の近くで使ってますけどね。
