ローズ現る

連日ステキな女性が「ふふはり亭」に泊まりに来られます。
 
今回のお客様は福岡左知子さん(サッチー)です。普段は東京で心理カウンセラーをされる傍ら、黒姫にあるアファンの森で継続して行っている福島の子どもたちを招いての子どもキャンプのスタッフもされています。
そこでのキャンプネームが「ローズ」とのこと。それを聞いて私の頭の中では・・・女スパイ、コードネーム「ローズ」が駆け巡るのでした。
 
サッチーは元CAだそうです。どうりでお美しい。私の叔父も以前は日本航空の国際線のパーサーをやっていたので、子どもの頃よく海外のコインをもらってはコレクションしてました。そのせいか私は子どもの頃から空に憧れるようになり、ヘリコプターの事業用ライセンスまで取得ししばらくは航空関係で働いていました。そんな共通点でも盛り上がり…。
 
さてスッチー・・・じゃなくてサッチー(ちなみに私はツッチー)が今回来られた目的は、クラフトの講習でした。講師は「ふふはり亭」のご近所さんでもあり、私も所属する「ひとときの会」の森林メディカルトレーナーの先輩でもあり、私の前前前職のODSSの先輩である峰さん(現リトルピークス代表)のネイチャースキーツアーのお客さんでもある細田さん(ほそっち)。
当初、ほそっちのご自宅でクラフト講習される予定だったのが、急遽「ふふはり亭」の囲炉裏を囲んで行われることに。
クラフトって一体何を作るのかと思いきや、クロモジを使ってのドリームキャッチャー作り。せっかくだからと最初うちの奥さんも奮闘していましたが、途中で夕食の準備があるからと(私が「そこはこうするんだよ」とかいろいろ口出ししながらやりたそうに横で見ていたからかも知れませんが)、私にバトンタッチ。
 
 
工作中はクロモジの爽やかな香りが広がるし、なかなか素敵なクラフトだなと思いました。私は出来上がった作品にご満悦。
ほそっち、ぜひまた「ふふはり亭」で講習会やって下さい!
 
サッチーはふふはり亭の建物、庭、部屋、お風呂 テーブル、また食事や雰囲気などいろいろな物一つ一つに感動してくれました。好奇心や感動する心を持った方は本当に素敵です。
夕食では南極の質問がいろいろ出たので、それじゃあということで、夕食後に南極教室を実施。
 
 
パワポの画面一つ一つを写真に撮ったりいろいろ質問も出て、こちらも嬉しくなって色々説明してしまいます。私の場合、通常のいつもの南極教室の内容だけで1時間30分くらいかかるのですが、一通り終わってもまだまだサッチーには余力がありそうだったので普段は見せないディープな秘蔵映像を次から次へとお見せしました。お客様一人にも関わらず夜中の0時を過ぎても大盛り上がりの南極教室でした。いやぁ、こんなに盛り上がった南極教室は初めてではないでしょうか。嬉しかったぁ~。
ちなみに私の持っている南極の映像や画像は、58次隊の分だけでも1年4ヶ月×全隊員分(何なら他の隊の分もあり)という気の遠くなるような膨大なデータ量があるので、ネタが尽きるということはないのですよ。ぜひまた続きを聞きに来て欲しいです。
 
サッチーは森が大好き。そこで翌日の朝食は天気が良かったので庭のテーブルにご用意。森の朝食を楽しんでいただきました。
 
 
「ふふはり亭」の向かいには近所の松木のおじいちゃんが手入れをする美しい森があります。サッチーは知らずにこの森を散策したそうですが、松木のおじいちゃんの森と知ってびっくり。松木のおじいちゃんは、かつてC.W.ニコルさんと一緒に「アファンの森」を作った方です。80歳を過ぎた今も「ふふはり亭」の向かいの森で大きな木を切り倒しそれを一人で運んで製材したり、また森のことは何でも知っていて一つの植物(例えば杉なら杉)のことだけで2時間くらい語れるというスーパーおじいちゃんです。昔は天皇陛下もご案内したことがあるとか。現在はアファンの森には関わっていない為、若いアファンの森のスタッフにとっては伝説的な人物になっているようです。最近の新しいスタッフであるサッチーにとっても、松木のおじいちゃんはずっと会いたいと思っていた方なのだそうです。
そして朝、その松木のおじいちゃんが「ふふはり亭」の向かいの森にやって来ました。サッチーはめでたく松木のおじいちゃんに会えたのです。会いたいと心から思う人には会えるんですね。
 
 
この度はお泊りいただきありがとうございました。ぜひまた来てくださいね!

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