バックカントリー シリーズ

【北原さん】
3月初旬、岐阜から北原さんがお越しいただけました。facebookではずっと繋がっていましたが、お会いするのは2回目でした。だから最初ふふはり亭の玄関前に北原さんが現れたとき、抱いていたイメージと違って「あれ?この方がもしかして北原さん?」と思ってしまいましたよ。

 
最初お会いしたのが、2013年12月の岐阜での飲み会。気仙沼の唐桑からカキが送られて来たからと友人に誘われ「三楽」というお店に行きました。そのカキは2011年の東日本大震災の時に私たちが災害支援に入った唐桑の漁師さんから送られてきたものでした。その飲み会にはその友人のそのまた友人の皆さんがたくさんいらっしゃって、その中に北原さんもいらっしゃったのです。
何故かわからないけどすごく楽しい時間だったのを覚えています。
その時以来なので、今回お会いするのは実に7年ぶりですね。

まだこの頃は初対面の方と自撮りする勇気がなく、残念ながら人が写ってません。
 
ところでその時は私たちは新婚旅行でこれから広島経由で九州に向けて車で出発という時でした。だから確かその時は私はお酒を飲まずに、うちの奥さんだけ美味しそうにお酒を頂いていましたね。
私たちの新婚旅行は、岐阜の飲み会に参加後、広島まで一気に走り原爆ドームを見て、その後関門橋を渡って九州上陸、大分の湯布院でまったり温泉に浸かり、 湯布院カントリーロードユースホステルに泊まってカントリーロードを歌い、由布岳に登って踊り、阿蘇の大観峰で昔のヘリコプター仲間の堀田さんを訪ね、私のお気に入りの黒川温泉「帆山亭」に泊まり、以前私が大分に住んでいた時にお世話になった熊本のシエルパの阿南さんを訪ね、また大分に戻って大分空港の昔私が働いていたエアロスペースナガノの長野社長を訪ね、帰りは大分から大阪までフェリーを使い、その後群馬の北軽井沢ブルーベリーYGHを訪ねて岐阜に帰るという壮大な内容でした。

広島原爆ドーム
湯布院カントリーロードユースホステル

 

阿蘇で堀田さんと
黒川温泉 帆山亭
熊本シェルパ
大分空港エアロスペースナガノの長野社長 長野社長は第25次南極観測越冬隊員
北軽井沢ブルーベリーYGHの佐藤さんご家族と

 
ところで北原さんがお泊りになったこの日が、実はテレビ朝日「人生の楽園」の放送日でした。うちにはテレビが無いので、世間がふふはり亭をテレビで見てる時にふふはり亭にいる3人だけは放送を見れないという不思議な状態でした。でもまだ放送が終わっていない時間から電話がひっきりなしに鳴り響き「あっ放送されたんだな」と実感しました。ネット予約のおしらせFAXも楽天からどんどん入ってきて、そのたびに私が席を立ちバタバタして、ゆっくりお食事できませんでしたよね。どうもすみません。いやぁ私はダブルブッキングが起きないように必死でしたから。
 
さて今回はバックカントリー希望とのことで、翌日はフィールドへ。とは言っても私はバックカントリーはまだまだ駆け出しでとてもじゃないけど案内なんてできません。日本山岳ガイド協会のガイドの資格も「登山ガイド」だけで「スキーガイド」は持ってないし。と言ったら、北原さんは何でも肩を骨折して治癒したばかりで今はリハビリ中だからと軽いのをご所望。「スノーシューで歩くようなところで良ければ」という事で、この数日前に「ひとときの会」の皆さんと行ったスノーシューコースへお連れしました。もちろん「スキーガイド」資格は無いので、お金を頂いてのガイドではなくあくまでも「友達同士でバックカントリーを楽しむ」って事で。
ちなみに私はBCクロカンで、北原さんはスプリットのスノーボードです。滑る時はスノーボードで、歩くときはボードが2つに分かれてそれにシールを装着するってやつです。
北原さんは、仕事が毎日激務で相当ストレスフルな生活をされているとのことで、雪の森の中を歩いているだけで「癒される~」と喜んでくださいましたね。沢筋に入るやいなや北原さんはスィ~と行ってしまいました。リハビリ中とはいえさすがバックカントリーのベテランです。上手~く木を避けながら滑っていきます。一方私は、この前来た時には上手く滑れたのに、今回は全然です。はて???。ひたすら転がりながら下って行きました。ちょっと雪質が違うだけで滑れないものですねぇ。
私はもう散々でしたが、北原さんがとても楽しそうだったのでよかったよかった。

 
 
 
【もっさん、わけちゃん、ワカさん】
北原さんがお越しになった次の週、私が以前働いていたODSSの先輩たちがお越しいただけました。

 
もっさんは昨年も来ていただいています。その時、次は「奥さんを連れてくる」という事で今回は奥様のわけちゃんもご一緒です。
なんと5回目の結婚記念日のご旅行でした。
ちなみにわけちゃんは誕生日が私と同じ5月5日なんですよ。更に小林一茶さんも5月5日生まれですよ!

 
もっさんは今はパタゴニア京都店にいらっしゃいます。パタゴニア京都店は日本で一番大きいパタゴニアのお店なんですね。行きたい行きたいと思っているのですが、なかなか行けませんねぇ。

 
そしてワカさん。ワカさんとはものすごい久しぶりです。同じODSSでも私が岐阜にいたとき、ワカさんはODSS四国(吉野川)で活躍されていました。ODSSに入って1度だけ「四国ラフティング&うどん研修」に連れて行ってもらった時にそこでお会いしたきりでした。私は岐阜の長良川でヒイヒイ言ってましたが、四国の吉野川は長良川の比ではなくものすごい「激流」なんです。そんな中でラフティングやるなんてヘタレの私にとっては狂気の沙汰ですが、ラフティングを極めたい人は皆吉野川に行くそうです。その吉野川で活躍するワカさんが眩しく見えたものです。
お会いしたのはその時だけだったと思うのですが、私のことを覚えていてくれてふふはり亭を訪ねて来てくれるなんて嬉しいですね。

ワカさんのJEEPカッコイイ~
 
翌日は特に何をしたいというご希望を予め伺ってはいなかったのですが、皆さん示し合わせたように板を持って来ていました。しかも皆ウロコ板です。当然のように「バックカントリー行こう!」となりました。雪の多そうな戸隠へ。本来なら地元の私がご案内出来ればいいんですけど、私もよくわからず。適当にスキー場のリフトで上って途中からコース外へ出ようということに。
しかしコース外は草が出ていてそんなに積もってないという事で、ゲレンデ滑りに変更。テレマークターンが上手く出来ない私のためにもっさんが特訓してくれることになりました。しかいBCクロカンは皮ブーツなのでプラブーツと違ってしっかり後ろ脚に荷重をかけられていないとターン出来ません。テレマークターンは後ろ足のかかとを上げるイメージだったのですが、かかとは極力上げないようにして体重を載せる(前3割後ろ7割くらいの感じ)。そうすると自然と少しだけかかとが上がるというものなんだそうです。以前ミヤコスポーツの氣田さんが「かかとは上げない」とおっしゃっていた意味がやっと分かりました。しかしモモがプルプル震えてきてもう・・・。テレマークは「練習しても練習してもなかなか上達しなくて自分には才能無いんじゃないかと思う時期もあるけど、ある時後ろ足に乗る感覚がわかった時にブレイクスルーが起きて飛躍的に上達し始める」ものなんだそうです。そのブレイクスルーを楽しみに練習に励みたいと思います。


 
 
皆様この度はお越しいただきありがとうございました。
いやぁ自然の中で遊ぶのってとっても楽すぃ~ものですねぇ。またお待ちしてまーす!

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