最初に作ったふふはり亭の看板は、冬の時期は雪に埋まってしまって2シーズンで字が削れてボロボロになってしまいました。
※こちらを参照⇒ふふはり亭看板づくり①
またライトで下から照らしていたので冬の時期はライトも埋まってしまうし、光が上向きに照らすことで道路を走る車にとって眩しいという問題がありました。
そこで看板を作り直すとしたらまず屋根を付けて下向きのライトで照らすという事を考えました。
私は戸隠で環境省アクティブ・レンジャーの仕事もしていますが、戸隠の宿やお店の看板はどれも屋根が付いていることに注目していました。雪深い黒姫では冬は雪に埋まってしまうとしても、雨は遮れるから劣化は遅らせられるはずだし、屋根の庇から下向きにライトを照らせば道路からも眩しくない! とてもいい方法だなと思いました。私の中のイメージは戸隠の看板なんです。
そしてどうせ作るならホームセンターで売ってるような普通のまっすぐな木の板でなく、木の形がわかるウネウネしたやつにしようと思いました。
そして文字は立体的に。
そこでまずご近所のログラフさんを訪ねていい感じのを買ってきました。
ログラフさんはご近所ですが、訪ねるのは初めてでした。敷地内に手作りのサウナもあったり、点在する小屋同士が渡り廊下で結ばれていたりととても楽しい場所でしたよ。
ログラフさんの奥さんから屋根には杉板を貼るといいとアドバイスを頂きました。「それは素敵!」と心の中で叫ぶ私。
木の皮は腐らないので昔から屋根を葺く材料に使われているんですよね。
ちなみにログラフさんの娘さんは、野尻湖ナウマンゾウ博物館の周辺にナウマンゾウの絵を描いている芸術家の方で、最近環境省の仕事でもお会いしていたのでびっくりしましたよ。こんなに近くにいたのですね(笑)
さて以下が全行程です。今回はだいぶ凝りました~
仕事の合間に少しづつ作業したのでだいぶ日数かかった~
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