三郎さんがやって来た!

お盆の時期に一度お越しいただいた三郎様ご家族が、今度は紅葉を楽しみにお越し下さいました。
三郎様は私たちがトヨタ白川郷自然學校にいた時からお世話になっているお客様です。
 
私はこの日の朝から、信濃町で行われた森林セラピーソサエティ主催の森林セラピーガイド養成講座に参加していました。全国に64ある森林セラピー基地の中で最も古くから活動している信濃町が他との差別化を図るのに2つ星を取得する必要があり、そのためにはひとときの会に登録している森林メディカルトレーナーの60%以上がこの資格を取得していることが条件なのだそうです。今回は特別に受講料は町が負担してくれるとのことで(ただし年会費は自己負担)、資格マニアでは決してありません! が勉強好きの私としては喜んで参加させていただきました。
 
夕方までみっちり勉強して帰ってくると、三郎さんご家族が既にご到着されていました。
久しぶりの人懐っこい子どもたちにも再開。
前回お越しいただいたのはお盆の時期で、他にもお客様がいらっしゃって大忙しだったために出来なかった南極教室。夕食後に実施させていただきました。娘さん達興味津々でしたよ。

 
さて翌日。朝から爽やかな晴れ。この紅葉をご覧ください!・・・と言いたかったのですが。
前回お帰りになられる際に私が「黒姫高原の紅葉はそれは美しいんですよ。10月後半から11月上旬が見頃です」とお伝えしていました。でも、ふふはり亭周辺の紅葉は昨年と比べてなんか今一つ。地元の松木のおじいちゃん曰く「いつもならとっくに霜が降りている時期なのに今年は暖かくておかしい」とのこと。二十四節気で言っても「霜降(そうこう)」の時期ですものね。
私が以前住んでいた岐阜県白川村の馬狩という地区は標高約700mでした。そしてふふはり亭のある場所の標高も650mほど。私はこのくらいの標高だと季節はほぼ二十四節気通りに移ろっていくことを経験的に知っています。なので私も霜が降りないからおかしいなぁと思っていたのですよ。
 
せっかく紅葉を楽しみに来られたのにこれでは不本意なので、紅葉を探しに出かけることに。
本当は夢見平にお連れしたかったのですが、三郎さんには笹ヶ峰ダムからの100段以上ある階段は厳しいだろうなぁと。そこでまず平地である「いもり池」に行ってみました。

 
妙高山や黒姫山が青空に映えてそれは素敵でしたよ。・・・でも私としては「うわぁ!」という紅葉をお見せしたいのですよ。
そこで「苗名滝にも行ってみましょう!」とご提案。
苗名滝」は綺麗に紅葉していることを知っていましたからね。ふふはり亭から車で5分くらいしか離れていないのに、なぜこんなに紅葉の進み具合が違うのでしょうね。
「三郎さんが堰堤のところの階段上れないかなぁ」とか「子どもたちがつり橋怖がるかなぁ」という心配はありましたが「でもあの紅葉をお見せしたい!」と。
とりあえず様子見で最初のつり橋を一緒に渡ってみました。
 
子どもたちは喜んでどんどん行ってしまいます。三郎さんは私が介添えして階段を一緒に上ろうと思っていたのですが、最初のつり橋まで行ったところで「私はソフトクリーム食べて待ってるから若い人たちで行ってきなさい」と。ちなみに苗名滝の入り口にあるソフトクリーム屋さん、美味しいんです。
 
皆で苗名滝を見に行きました。駐車場から歩いて10分くらいの距離なのですが、この日は滝までの道に行列が出来るくらいすごい人でした。
でも紅葉は行った甲斐あって「うわぁ!」となりましたよ。

 
滝から戻ってきたところで三郎さんが手招き。ソフトクリームご馳走になりました。美味しかったぁ~
この度はお越しいただきありがとうございました。
もう少しするといよいよ信濃町は長~い冬が始まります。次にお越しになるのは新緑の季節でしょうか。新緑もまた素晴らしいですからね。ぜひご覧いただきたいです。お待ちしています!

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